梅干し作り
梅雨入りの頃になると、毎年の事・・・梅干し作りが始まります
子供の頃は母の実家に梅採りに行くところから始まりました
木の下に行って、大人たちが木をゆすって実を落とすので、私たち子供は拾う係です
今思えばあんなに大量にいただいてきて、そしていくつもの大きな樽に漬けていたなんて・・なんて贅沢なことだったのでしょう
今はもっぱら千葉の従妹から送られてくるのを心待ちにしている私です
ところが今年は数えるほどしかなっていないとの知らせ・・・久しぶりに購入することとなりました
やはり少しでも自家製の梅干しが食べたいとの主人の声に、今年は大粒の南高梅です
それでも梅の不作は全国的なことのようですものね・・・
生協で買い求めましたが、次回で終了!とのアナウンスに急いでお願いしました
不作の原因にウェザーニュースの記事を読むと、昨年の猛暑と暖冬とのこと
全国シェア70%を占める和歌山県では最終的な出荷量が6割程度となる見込みのようです
この影響が梅の実に限ったことではないことは想像に難くないですものね
暑くても寒くても、そのほか自然の様々な影響でも・・・農家の方のご苦労を思います
暖冬で開花前に気温が高いと、雄蕊や花粉が発育不全のまま開花し、受精能力そのものが低下してしまうとのこと
また受粉に活躍するミツバチなどの昆虫は、気温や天候により活性化が左右され、梅の開花と活動時期とのずれが生じるとか
他にも今年は悪影響が重なり、不作につながったと知りました
今年の実
昨年の実
苗代苺
小さなことですが、我が家の庭でも気が付いたことがあります
草イチゴや苗代イチゴの実がなりません。花は良く咲いていましたが、実がほとんど付かなくて、残念です
これも受粉をしてくれる蜂さんの影響なのでしょうか
何事もなく、変わらず穏やかに時が過ぎていくことの方が難しいのですよね
それでも今日のように梅を漬けることができたこと♡ありがたいことと・・・色々な事を考えさせられた梅仕事でした(^^)/